診療案内

内科

内科

内科では、風邪や高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の管理など、一般的な内科疾患を幅広く診ています。患者さんの世代も、父の時代から診ている近隣の方から、その次世代の若い方まで様々です。呼吸器疾患、喘息などのアレルギー疾患、循環器疾患などにも対応していますので、詳しくは各科目の項目をご覧ください。

診療については、経験に頼りすぎず、検査のデータと合わせて総合的に診断する方針です。生活習慣病の方の場合、血圧や血管年齢、体脂肪などの定期的な測定や、超音波(エコー)検査を行い、データの移り変わりを説明しながら治療の説明をしています。さらに運動療法や食事療法などについては、患者さんの生活のリズムやご意向に合わせて、挫折せずに継続できるアドバイスを心がけています。

また、内科に限らずどの科目でも、検査結果や病気の説明では、「喘息持ちの方でもこういう治療で金メダルを獲った方がいますよ」と言うように、具体的な話を交えてわかりやすく説明するようにしています。

小児科

小児科

小児科ではお子さんがかかりやすい病気全般を幅広く扱っています。風邪などの一般的な症状、もしくは咳喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーといったアレルギー科の症状で来院されるお子さんが多くみられます。 子どもは大人と違って、悩んでいる症状をうまく言葉で説明できないので、親御さんから情報をお聞きすると同時に、お子さんの顔色、泣き方、手足の動き方などの情報を見逃さないよう心がけています。また、診療内容についてはその場で親御さんにしっかりと説明することはもちろん、後でわからないことが出てきたり、忘れてしまったりした時に読み返せるよう、パンフレットなどをお渡ししています。

アレルギー科

アレルギー科にはお子さんから大人まで幅広い世代の患者さんが来院されますが、お子さんの場合は、アトピー性皮膚炎、喘息、食物アレルギー、じんましんなどの方が多くみられます。

診療としては、血液検査と問診をしっかりと行い、必要であれば負荷テストも行っています。アレルギー科としても、診療経験に頼りすぎることなく、問診と検査データを合わせて、総合的に病気の診断をするようにしています。

なお、アレルギーのお悩みで来院される方は、比較的遠方からもいらっしゃいます。

循環器内科

循環器疾患を診るようになった背景には、父が関心を持っていたため、循環器疾患の診療経験を積んだ医師に来ていただくようになりました。その先生に教わりながら診療を行っています。「胸が苦しい」「動悸がする」などの症状でお悩みの方に対して、24時間心電図や運動負荷をかけて測定する心電図の検査設備も整っています。

また、症状が重い患者さんについては、迅速に近隣の病院で治療を受けられるよう手配いたします。なお、一過性の動悸や血圧の上昇など、お薬のみで治療できると判断した場合には当院で治療を行えます。

呼吸器内科

呼吸器内科では、咳喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの疾患を扱っています。診療の流れとしては、聴診、呼吸機能検査、問診票などのデータを総合して診断をつけていきます。意外に思われるかもしれませんが、例えば、逆流性食道炎の場合でも咳の症状が出るので、聴診を基本としながらもデータを分析することに力を入れています。

継続的に通院が必要になる疾患については、診察時の状態に合わせて治療計画を提案していきます。喘息の場合は、一旦症状が緩和されても秋口の温度差や台風などの影響で症状が悪化することもありますので、予測的な説明も丁寧に行い、より病気への理解を深めていただけるよう心がけています。